今日はあまり書くテーマが見つからず困っている。10日毎にこのコラムを書くようにしているが、時々書くテーマが見つからず難儀する。今回はそれに当たっている。これは現在の仕事状況にもより、面白い仕事をしていればたくさん書くこともできるのだが、そんな面白いことはいつも続くこととは限らない。 今日は今朝(12月10日)の朝日新聞の記事から題材を拾うことにした。
朝日新聞の私の視点という記事に「嫌われてもオレ流 父の寡黙な仕事を愛する」というタイトルの投稿が載っていた。有名人の書く投稿記事である。著者は<コラムニスト 落合福嗣>とある。そうこの著者は中日ドラゴンズの落合博満監督の息子さんである。何とコラムニストという。最近結婚したという記事を見たような記憶があるが、まだ大学生だったように覚えているが、まあコラムニストと名乗っている。記事の内容は父である監督はどうもあまり人気がなく、寡黙でまた少ない発言が曲解されそれが誤解を招いているが、実際には冗舌で気さくが人間だ。世間がどう言おうが、父は勝負の結果が全てでその為に頑張っているので、人気が無くても父の寡黙な職業仕事を愛し続けたいという内容だった。
これはいくつかの点で面白い内容だった。
・監督の不人気に対する意見を本人でなくその息子が反論している
・私の視点という大朝日新聞の記事に比較的個人的な内容を載せている
・昔福詞君はやんちゃな子供のイメージしかなかったが、今はコラムニストとしてりっぱな文章を書いている(失礼)
などちょっと毛色の変わった内容だったので面白かった。個人的には落合監督は嫌いでなく、職人肌の人はどちらかというと好きなほうだ。まあ野球の天才達長島にしても、イチローにしても彼らの話は理解しにくいところがある。彼ら独特の感性でものごとを捕らえていて、僕ら凡人には理解を超えるところがある。落合にしてもそんなところがあるから、誤解されるのだろう。恐らく監督本人は世間が何を言おうが気にしていないのだろうが、息子にとっては人気が気になるところなのだろう。
最近ツイッターという呟(つぶや)きが流行している。内容はどうであれ本人を理解する上で役にたつだろう。人は黙っていると理解されない。言わないと気持ちは伝わらない。落合監督もツイッターでもすればもっとファンが増えるかもしれないが、職人気質の彼にはできないであろう。
私のこのコラムもアンプ設計者を理解してももらうために書いている。しかし限られた能力で書き続けるのはしんどいことだ。時々誰か書いてくれないかなあ。
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