オーダーメイド手造り真空管アンプの店






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 <MOS-FET電源Ⅱ>
 2014年3月21日 

このところMOS-FET定電圧電源の検討を続けている。自宅用実験機である6550ppアンプの電源を改造しインピーダンス特性測定と音質確認をしている。結論から言うとMOS-FET電源は音質の効果大というのが今の状況だ。低域の音の力強さ輪郭が良くなり、楽器の分離や音程も良く変更前より聴き取れるようになってきた。アンプ回路そのものより電源回路の方が低音への影響が大きいのではないかと思われるほどだ。
 電源インピーダンス特性の測定方法はこのサイトで以前紹介したことがあるが、この測定方法は一つ欠点がある。それはこの測定治具自身が電源回路の負荷となってしまうので測定中は電源回路の動作点が変化してしまうことだ。今回この現象のため最初測定方法でミスしてしまい、いくつかの測定データがばらついてしまいその原因が分からないでいた。結果的には動作点が変化してしまうことに気が付き、また測定をやり直してやっと正確なデータをとることができた。この結果から推測すると電圧増幅回路の定電圧電源の電源インピーダンス特性が音質に影響することが分かってきて、先ほどの結論に至ったわけだ。

今回測定したMOS-FET電源では低域特性は良く100Hzでは大体0.2Ωから0.4Ω程度までに収まっているが、高域10KHzあたりでは3Ωから10Ω程度まで上昇している。これはMOS-FETの特性と電源の裸ゲインの減少などから起こるものと推測されるが、このところが今後の検討項目だ。今回の実験では一つのMOS-FETしか測定していないので更に特性が良くなると思われるMOS-FETを探してみたい。また今回の実験で分かったことはこのMOS-FETは電流と流すほどGm大きくなり、そのため電源インピーダンス特性が良くなってくる。真空管アンプでは特に初段アンプに使われる12AX7用の電源などでは勿体ないくらいで、もっと電流をたくさん流せるところの方がその良さが出てくると思われる。だからリップルフィルタにも応用可能でこちらも性能アップが見込めるのではないかと思っている。

バランス型EQアンプを設計した時、ちょっとした思い付きからMOS-FET電源を使ってみたくなり、自分用だからいいかと思って作ってみたらそれが思いもよらず良い方向に向かっている。何事もチャレンジして確かめてみないとその良し悪しは分からないものだ。バランスアンプにしてもMOS-FET電源にしても真空管アンプではチャレンジした人は少ないように思う。作って聴いてみるとまた新しい世界が開けるようだ。


 
 <3月11日>
2014年3月11日  

今回のコラムのトピックをみつけるのに苦労をしている。通常のコラムはちょっと頭に浮かんだことを書いていてそれ程苦労をしていないのだが、何故か今回はなかなか頭に浮かばない。ここ3日ばかり悩んでいたら、今回のコラムは311日ということに気付いた。
 これはきっと「浮ついたコラムなどは書かずに、静かに3年前の震災に向き合って人生を考えなさい」と誰かが言っているのだろうと思われた。

昨日も今朝もTVを見ていると、東北では肉親を失った悲しみはいまだ続いているし、まだ故郷に帰還できずに不便な思いをしている方がまだ大勢いることを報道している。

こんな方々もいるなかで、あまり人様にお役にたつかどうか分からない真空管アンプを設計していて良いのだろうかと思うこともある。僕はもう人生の後半だから世の中に貢献できるパワー、時間は少ない。それでもほんのわずかでも誰かの役にたつことがあればと思い、真面目にアンプを作り、真面目にこのコラムを書いている。だからこのホームページの内容に自慢やはったりはしないようにしている。

今日は何故か筆が進まない。この辺で終わりにする。

合掌


 
 <MOS-FET電源>
2014年3月1日  

以前<アナログ>というコラムでドライバーの電源についてまた新しい発見があったと書いたが今回はその続き。真空管アンプでドライバー段というのは出力管前段の増幅段のことで、ここの出力が出力管のグリッドに入力される。このドライバー用電源について今検討している。僕のアンプはこの電源部分は半導体を使った定電圧電源をずっと採用しているが、この電源部の特性が音質に与える影響が大きいことは経験上から認識している。音質と電源インピーダンス特性がある程度相関があることも分かっている。
 今回はこのドライバー段の定電圧電源にMOS-FETを採用したら音質がよくなったため、その原因を探しているところだ。音が良くなっていて問題がないのにその原因を探すとはちょっとおかしいかとも思えるかもしれないが、僕の性格だからしかたがない。
 前のコラムではインピーダンス以外の特性が音質に影響を与えているかもしれないと書いた。その後定電圧電源の入力変動特性なども測定してみたが、どうもこれが原因ではなさそうだった。電源インピーダンスをよくよく測定してみたらこの特性が期待以上に良いことが分かってきた。初めてMOS-FET電源を使用したのは自分用のバランス型EQアンプでこの時にある程度特性の良さは理解していたが、その時は電源電圧が異なっており単純な比較ができずにいたため、同条件での特性の改善については未確認でいた。これまではバイポーラトランジスターでの定電圧電源の特性は測定してきてだいたいの性能は理解していた。ただMOS-FET電源ではまだその特性が十分に取れていない。今回そのMOS-FET電源について特性を念入りに調べている。
 この特性がいろいろ分かってきた。これまでの定電圧回路のトランジスタをMOS-FETに変えるだけで低域のインピーダンス特性が大幅に改善される。これが音質に大きく影響していそうなのだ。まだいろいろ確認しなければならないが、やはり電源インピーダンスと音質との関係というのはかなり相関がありそうで、低域特性はアンプ回路より電源回路のほうが音質に大きく影響しているかもしれない。

アナログ回路は果てしない道だ。真空管アンプでもまだやることがある。MYプロダクツではこの技術を磨いてさらに上の音質を目指していくつもりだ。


 
 <吉田秀和を読む>
 2014年2月21日 

最近友達から借りたり、自分で買ったりして吉田秀和の本を4冊ばかり読んでいる。
 クラシック音楽を聴き始めて20年位なのだが初めてクラシック音楽の評論というものを読んでいる。彼の著書の評論をするのはクラシック音楽の評論をするのと同じくらい難しい。あまりにもいろいろな側面からクラシック音楽を評論するのでなかなか理解できていない部分が多いからだ。とは言ってもいくつかの点で僕が感じている部分では一致しているところもありそれがあると納得して楽しい。だから全体では面白い本と感じている。
 彼の音楽の聴き方は演奏のテクニック的な部分はもちろんのこと、音色、曲の理解の仕方、表現の仕方、更に心の内部まで評論している。一つの曲からあまりに広い見識から評論しているので僕には到底理解できないところがある。でもそれがこんな聴き方をしていたんだという刺激になっている。
 僕にとって音楽は心を躍らせるものとか、気持ちを落ち着かせるものとか、昔を思い出させるものとか、どちらかというと自分の気持ち中心で普段聴いている。彼の音楽の聴き方は演奏者が発するすべての表現、それは心の奥底から発せられるものも含めてすべてを聴いているようにも思える。演奏者からのエネルギーをすべて受けとっているようだ。
 例えばこんな表現があった。グレングールドのバッハ作曲「トッカータ嬰へ短調」の演奏について、「ここでもグールドの自分の心の内部に目を向けて、どんどんどんどん深いところに入っていくという、そういう感じの演奏がきかれます」というような表現があちこちに見受けられる。これはグールドの深い気持ちをこの音楽にのせて表現しているという意味にとらえている。
 こんな表現がそこらじゅうにあるものだから理解するのが難しく、だから評論をするのが難しいという訳だ。

ところでこんな音楽の聴き方をしている評論家の方たちはどんなオーディオ装置で聴いているのか興味がもった。昔はSPLPが中心の音源だから今ほど条件は悪いとは思えるが、それでも演奏の本質を聴き取ろうとしているのだろう。昔、他の有名な音楽評論家の方のオーディオ装置はそれほど凝ったものでなかったと記憶しているから、きっと彼もそれ程大げさな装置で音楽を聴いているとは思えないが。

僕が音質評価をする時にはほとんど高音質と呼ばれている音質評価用CDなどは使わない。優先するのは自分が好む演奏や、名演奏と呼ばれているものを使う。理由は演奏が面白くないといくら高音質と言われても聴いていて面白くないからだ。やはりオーディオ装置というのは音楽を聴くためのものだから、何か本質をはずしてしまって音を聴くのは楽しくない。


 
 <アナログⅡ>
 2014年2月11日 

前回アナログ回路の難しさみたいなものを書いた。極端な話アンプはどこかをいじれば音が変わっている。これは気が付かないこともあれば、直ぐに気が付いて回路変更が音に影響があったんだと認識する場合もある。この認識度合が音を良くする感度みたいになっている。これがある意味問題なのだ。何故問題かといえばそれはその認識があくまで人の感性に頼っていて、なにか絶対的な特性によっていないところに問題があることだ。
 そんなの音が良ければどうでも良い、結果が良ければいいではないかという意見もあるかもしれないが、それでは行き当たりばったりの設計で、恒久的、永続的、絶対的なというか(そんな大きな問題ではないが)アンプの本質をきちんととらえた設計になっていないようで後味が良くない。
 今回のアンプ改良にはそのような変化が多く感じられ、これまで気が付かなかった回路設計で新たに改善がみられたが、それがあくまで聴感上での改善であり、特性上でどう良くなっているかがまだ正直分かっていない。例えば今回ドライバー電源を変更した。それが音に効果がかなりあって低域の出方がこれまでよりかなり改善された。ところがこれを測定しようとしてもこれまでの測定法では特性の改善が見られない。何か新しい測定項目を加えていかないと改善効果を客観的に判断する性能が得られていない。
 僕の設計するアンプには時々電源インピーダンスの特性が載っている。これは電源の特性が音に大いに影響するから、新しい回路の電源を組んだ時はインピーダンス特性を測定している。これを確認しておかないとアンプの音の確認作業のなかで歪率特性を測定しないで音を聴いているものと同じと考えているからだ。だが今回この電源の影響はインピーダンス特性だけでは説明できないあらたな特性を測定する必要があるのかなと思わざるを得ない変化が生じている。ここをどうとらえていくかが今後の課題で、音は確かに良くなったしかし自分のなかではまだ納得していない。ここがオーディオアンプの難しさだ。

前にソニー TA-A1ESの出力トランジスタのエミッタ―抵抗レスのアンプのことを書いた。これなどはおそらく歪特性はエミッタ―抵抗があるときより悪くなっていると推測されるが、実際再生される音はのびのびとした音になっていると想像される。(当たっているといいが)これなどこれまでの測定で得られたアンプの性能と音との関係が合っていない事例と思われるが、そこで何が性能的に変わってきたかを突き詰めていくのがエンジニアなのだと思う。僕も今回の10年前の6L6GCppのバージョンアップでいろいろ感じてきたことをいつか解明してみたいとこれからゆっくり検討してみようと思っている。


 
 <アナログ>
 2014年2月1日 

昨年から以前設計したアンプのバージョンアップを行っている。このアンプは10年位前に設計したものだ。このアンプをお使いのお客様はスピーカーのエンジニアで、最近スピーカーも変更されたので、むしろこちらからお願いしてアンプの変更をしているのだが、僕の作業が遅いのと中途半端なものには出来ないという気持ちもあり作業が大分遅れている。これはお客さまを見て商売をしている訳ではなく、今回のバージョンアップでも新しい発見がいろいろ出てきていて、それを確認する作業が多くて時間がかかっている。
 10年も真空管アンプを設計しているとノウハウはいろいろ得られてくる。どういう設計をすれば音が良くなるかがいくつか分かってくる。今回もこれまでの経験で得たアンプ設計の知識を出来る限り注入して新しいアンプに生まれ変わることを期待して作業を進めていた。ところが一部回路の変更をして特性や音を確認してみるとまた新しい発見があった。これまで気づいていない点が4つも現れた。それは
 1、ドライバー段の電源について
 2、真空管差動増幅器の動作について
 3、ヒーターバイアスのかけ方について
 4、ダンピングファクターと音質について

などで、これらの項目はこれまで僕が思っていた考え方をちょっと変えないといけないこととなってしまった。まだ詳細な動作を確認していないので詳しいことは言えないが音に関していえばかなりの効果が上がっている。この音への影響がどこから来ているかをこれから確認する必要がある。これまで自分の思い込みでこんなものだろうという考え方が実は違っていたのだ。理論や理想状態では間違いないのだが、実際アンプに組み込まれてスピーカーをドライブして音として現れる時、これまでの考え方では考慮が足りなかったということが分かった。真空管アンプなどはもうとっくに廃れた技術だと思われているが、オーディオアンプとしてとらえるとまだゴールの見えないワインディングロードになっている。

ソニーの「TAA1ES」のコラムで部品の意味を良く考えながら設計しろと言っておきながら、僕自身がその意味を良く考えずにこれまで設計していたということでまったく恥ずかしい。今回はまったく僕の思い込みで動作はこう動いているはずだと思われていたものが実際はどうも違う動きをしている。悪さをしているのではないかと疑っているところだ。

音の改善はすばらしくなった。ただこれで満足していては再現性がない。音質に影響している箇所の特性を調べなければならない。アナログ技術というのは際限がない。

 これだから真空管アンプは一生楽しめる趣味ですね。



 
 <東京カルテット>
 2014年1月21日 

昨年の大晦日にTVのチャネルを回していたらジャズトリオが映っていた。演奏がすばらしく、ピアノがうまいなあとここでチャンネルを止めしばらく見ていた。その内にそのトリオの後ろにクラシックのバイオリンの演奏者が映ってきた。あれと思っていたら今度は小澤征爾が出てきて「何だこれは」としばらくまた聴いていたら聞き覚えのあるメロディーが出てきてやっとその内容が飲み込めた。これはNHKが昨年の名演奏をダイジェストで放送していたもので、これは大西順子とサイトウ・キネン・オーケストラが「ラプソディー・イン・ブルー」を演奏していたものだった。クラシック音楽にジャズトリオが参加していたので面白かったし、ただピアノの演奏が素晴らしかったので楽しく聴いていた。

そのうちにプログラムが変わり「東京カルテット」が出てきた。昨年で解散したそうだ。(昔とはメンバーが異なっている)このグループには思い出がある。僕が大学生の時初めてクラシックのLPレコードを買ったのがこの東京カルテットの演奏だったのである。僕が大学生の時にこのカルテットが結成されレコードデビューした。全員日本人で、まだ20代という若さのジュリアードで学んでいた仲間で結成されたというものだった。当時僕はそれほどクラシックに強い興味があった訳ではなかったけれども、このグループが有名なコンクールで圧倒的な評価で優勝し、それも若い演奏者だったので世間で騒がれていて、ミーハー気分で買った感じだった。そんなレコードではあったけれど僕には思い出に残る1枚のレコードではあった。

年も明け女房が和室を整理していたら、なんとこのLPレコードが出てきた。僕はすっかり忘れていて、すでに処分していたと思われていたレコードが出てきたのだ。この時は今で言うチョー嬉しい気分になってしまった。思い出のレコードが最新のEQアンプで再生できる喜びがあるからだ。そして直ぐに聴いた。演奏の評価はどう表現していいか分からないが、まるで一人の演奏者が同時に4つの音を出しているような感じで一体感があり、音も良かった。僕にとっては演奏の内容より、昔を懐かしむ気分が強くてそちらの気分が楽しかった。そして友達から借りた本のなかに吉田秀和が当時書いた東京カルテットの評論なども出てきて1月はこのグループのことが僕の中ではマイブームになってしまった。

今年の最初のコラムに「LPレコードはタイムカプセルだ」と書いたが、本当にタイムカプセルだった。思いもしないLPレコードが出てきて一気に僕を昔の自分に引き戻してくれた。音楽と人生とは良くリンクしている。


 

<ソニー TA-A1ES

 2014年1月11日 

ソニーから久しぶりにアナログアンプが昨年発売された。昨年末に本屋で何気なしにオーディオ雑誌をながめていたら、このアンプの紹介記事が載っていた。ちょっと読んでみたらこのアンプが面白いことをやっていた。それは出力トランジスタのエミッタ―抵抗を取ってしまったと書いてあった。僕はこの記事を読んだ時よくやってくれたと密かに喜んだと同時にこのアンプの大体の音質が想像できた。きっと評判の良い音がするだろうと。

こんな小さなことで喜んでいること自体理解できないかも知れない。おそらくほとんどの人は何か大きな意味があるの?大事件なの?と思うかもしれないが、僕にとっては大きな事件だ。2010年の8月から9月にかけてこのコラム欄でスピーカーの駆動というタイトルで4回にかけてこの問題を提起したことがある。そこには出力トランジスタのエミッタ抵抗の悪さについて書いた。この抵抗はオーディオアンプの関していえば、百害あって一利も無しの部品だ。スピーカーの駆動的にも、音質的にもどこにも利点が見つからない。音質的にはと断ってかいたが、唯一利点があるのは熱暴走の防止のみでそれ以外用は成していない。この抵抗はアンプの安定性という自己保身(熱暴走の防止)のみに働き、スピーカーという他人に対してはまったく悪さをしているという自己中心の部品なのだ。熱暴走によるトランジスタの破壊などは瞬時に起こるものでもないので他の方法でもやりようはあると思うのだが。
 エミッタ抵抗の悪さの問題については詳しくは2010年のコラムを読んでいただきたい。

このエミッタ抵抗レスアンプは僕が知る限りテクニカルブレーンのアンプだけだと理解しているが、何故他のメーカーはチャレンジしないのかと思っていた。それを僕の後輩たちがやってくれてこれも密かに嬉しくなってしまった。量産品で実現するのは簡単ではないと思うが出来ない技術ではない。挑戦に十分値することなので拍手喝さいだ。

ソニーがアナログアンプを発売したのもアナログ技術者の育成の意味もあるらしい。たかが一つのエミッタ―抵抗なのだが、その意味を十分理解して使うことが大事だ。昔からある回路だからと何も疑問も持たずに回路を作り、部品を使用していては進歩がない。部品を変えて音質向上を図るより、何故その部品が必要かを先に考えて設計してほしいところだ。

 このアンプについては久しぶりに気になる製品だったので雑誌なので評価記事などを見ていたら、評判は良いようで僕もちょっと安心している。と言っても僕が安心する理由はどこにもないのだが。



 

<‘14明けましておめでとうございます>

 2014年1月1日 

明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年は我が家ではアナログオーディオが復活した。しかしそれは計画から3年も経てやっと完成したもので、自分の実行力の無さを今さら認識した次第。でも完成してみれば手前みそだが性能、音質とも満足できるものが出来上がり満足している。今は音楽、オーディオの楽しみが倍加したので、更に我が家のシステムの改良・実験を続けようと思っている。

 今年はもう年初の計画はたてないことにした。たてても予定通りもの事を進める自信・実行力は無くなってきている。だからマイペースで研究(?)をすすめることにする。

LPレコードは昔の自分を思い出させてくれるタイムカプセルのようだ。














 
 
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