オーダーメイド手造り真空管アンプの店

 


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 <2015年を振り返って>
 2015年12月21日 

今年も振り返る時期になってしまった。今年は節目の年になった。
 最初のトピックは今月にお知らせしたようにMYプロダクツはお客様からのオーダーを受け付けることを終了させていただいた。自分のアンプを作るのとお客さまのアンプを作るのとは違うものだ。だから肩の荷が下りた気分だ。
 2番目のトピックはアンプの製作ではバランス型CSPP出力ラインアンプが完成したこと。これは手前味噌なのだが素晴らしいアンプになった。性能、音質とも僕には大満足に仕上がった。我が家のシステムの音質が2段階位上がった。それ程満足している。
 音の精細度が上がり、かつスピードも増した。近くで聴くとうるさい位の立ち上がりをしているが、聴感上の周波数特性はフラットに聞こえる。だからいろんな細かい音がきこえながらダイナミックな音になっている。自分のシステムでこのような音が実現できるとは想像していなかった。
 音には欲が出てきた。来年パワーアンプはバランス型を新規設計する。こうすると一段と繊細でダイナミックになると考えている。ラインアンプの設計レポートも書かなければならないがこれがなかなか進まない。その内にする。
 CDプレーヤーも新しくしたいし、スピーカーも新しいB&W805D3を聴いてきたがいい音をしていた。簡単には買えないから夢だけは持っているか。(宝くじだけは用意した。)

 来年は真空管バランスアンプのパワーアンプの製作が一つの目標。
 このコラムは未定。気が向けば今までどおり書いてみたいが。
 もう一つ能管の楽譜作りもスタートする。

今年もこのコラムを読んでいただいてありがとうございました。


 
 <一区切り>
 2015年12月11日 

前回、MYプロダクツでのアンプ注文の終了についてお知らせをした。
 今は少し肩の荷が下りた気持ちになっている。最近アンプを実際造ることに少し自信がなくなってきていた。MYプロダクツのアンプはオーダーメイドだからご注文いただくアンプの仕様がすべて異なる。アンプをゼロから造ることはかなり神経を使う。それが売り物で仕様がそれぞれ違うものだから、いつも新規設計となり神経をすり減らしてきた。造るアンプの数は多くないが、それでも後加工ができない機工設計、出来上がった音を満足させる電気設計といつも緊張しながらの設計は神経を使わざるを得ない。
 まだご注文のアンプが残ってはいるが、それでもこの人さまに造るアンプをもう少しで終了するとなると、寂しいよりホットした気分になる。
 これまでお客様に喜んでいただくためにアンプを設計してきたのだが、その対応について自分の中では今後満足できる仕事ができなくなるという思いでいた。まだ元気のうちに自分で一区切りつけておいた方が良いと思い、今回の発表とさせていただいた。

今後はまだ自分の研究用としてはアンプを造り続けるつもりだ。自分用だったら時間はどんなにかけても構わないし、外観もそれほど気にしなくてもよい。作ってみたい回路はたくさんある。回路設計はまだアイデアはいろいろ出てきて十分能力はあると思うのだが、それを組み上げるのが容易ではない。自分用だったらのんびり組み上げることができる。

サイトについても未定だ。これまでこのコラムを読んで下さった方には大変感謝している。拙い文章で内容も薄いのだが、着実にどなたかがクリックしてくれたお蔭でここまで続けることができた。皆さんが興味あるところはERであるのは承知しているので、できたらこの部分をもっと充実できたらと思っている。

という訳で約10年続けたオーダーメイドのアンプ造りも終了し、新しい道に進もうと思う。

以前書いた古典芸能へのお手伝いをもっと進めようとも考えている


 
 <重要なお知らせ>
 2015年12月1日 

今回は重要なお知らせがあります。
 長い間、手造り真空管アンプとしてオーダーメイドアンプの注文を受けてまいりましたが、201512月末を持って注文は終了させていただきます。
 現在ご注文を受けているアンプやこれまでご注文を受けて製作したアンプの修理やメンテナンス作業は引き続き行います。

MYプロダクツの手造り真空管アンプにご興味を持ってアンプをオーダーしてくれた方、問い合わせをしてくれた方、またこのサイトを読んで下さった方それぞれの方には御礼申し上げます。

今後については、今はとりあえずお客さま用新規のアンプ注文は今年を持って終了しかまだ決めておりません。個人的にはまだアンプ製作を続けていく予定です。

このサイトについてもまだどうするかを決めていません。サイトを閉じることはありませんが、このコラムの執筆は減るかもしれません。今後も真空管アンプの研究は続けていきますので、新しいアイデアが出たときにはレポートは書いてみたいとは思っています。

長い間、ご愛顧いただきありがとうございました。


 
 <美術展>
 2015年11月21日 

先月ふたつの美術展を観に行った。一つは東京都美術館の「モネ展」、もう一つは京都国立博物館の「琳派展」。
 モネは印象派の巨匠で有名な<睡蓮>がある。昔オランジェリー美術館でも観たことがあったがその時はそれ程納得した印象はなかった。今回美術館の音声ガイドによる説明を聴きながらの絵画鑑賞では少し得るものがあった。
 モネが睡蓮を書くとき彼は水面をどう描くかに苦労したらしい。睡蓮の絵はただ睡蓮が水に浮かんでいるだけではない。水面には後ろの木々が映り、水面下には水草が描かれている。透明な水の中の物と表面に映る影をどのようにして区別して描くかというのをテーマとしたらしい。今回の展覧会にもいくつかの睡蓮が展示してあったが、比較的初期に書かれた睡蓮を特に水面をじっくり鑑賞した。少し遠くから水面をみる。水面は直接描かれてはいない。水面は睡蓮の浮いているあたりを想像する。すると不思議なことに水面が見えてきた。水面が見えてくるとそこには木々が映っていて、水面下には水草が生えている。蓮池が立体的に見えてきた。とても面白い現象だった。これまで絵画は二次元的なものという固定概念があったが、違った経験が初めて味わえた。

京都見物は桂離宮・仙洞御所が主な目的であったが、市内に琳派展に看板が多くあり、サイトで内容を調べてみたら俵屋宗達・尾形光琳・酒井抱一の風神雷神図屏風三点が同時展示されているということで急遽見ることにした。これは迫力があり二度とこんな機会はないだろうと十分楽しめた。以外に良かったのが俵屋宗達と同時代の本阿弥光悦の作品だ。彼は芸術に関してはマルチな才能を発揮している。いろいろな作品すべてが美しい。

僕は物つくりが好きだ。だから単純に人の作った物をみるのが好き。無から有を生み出すその能力に感嘆する。作者には知識・技術・美的センス・思想など様々な要素がそこに含まれている。一定した思想が底流に流れているから、人は後世印象派とか琳派とか名を付けて評価する。

 僕の造る真空管アンプも音の傾向がある。いわゆる安井サウンドみたいなものがある。これは僕が信ずる作り方でアンプを作るからだ。

ただこれには何々派という名前はまだない。


 
 <EQ改造案>
 2015年11月11日 

バランス型CSPP出力ラインアンプの試聴会も無事終了し一安心。まだシステムすべてが完成はしていないけれど、オーディオ仲間との試聴は楽しい時間が過ごせた。
 前回のコラムでバランス型CSPP出力ラインアンプの音の調整について述べたように、何とか体裁が保てるところまできて、その中でこのラインアンプの素性の良さみたいなものが分かってきた。これまでバランスアンプの出力をどうするかをずっと考えてきた時に浮かんだアイデアがCSPP回路だった。バランス型EQを設計していた時期にはまだそのアイデアは生まれてはこず、EQ設計後もEQ出力段がカソードフォロアーになっていて、プッシュプルではなく、厳密な意味ではバランス増幅ではないかなと気にはしていた。
 そして今回のラインアンプの設計でCSPPのアイデアが出たから、これをEQに応用出来ないかとちょっと考えてみたところ、それほど大きな変更もなく改造が可能だった。
 ラインアンプの検討中にEQの変更部品も入手してきた。すでに部品も入手出来いつでも作業が始められるところまできたのだがこの後が続かない。なかなか作業に取り掛かれない。まあ今優先的に2つの作業をしなければならない事情はあるにせよ、いつもの習慣でなかなか始められない自分がいる。
 EQの変更作業を始める前にEQの出力インピーダンスを測っておかなければならない。EQの出力段インピーダンスの違いがあるのか、それが音に影響があるのかを調べるためには現状の特性を測っておかなければならない。これがまたちょっとした治具が必要でそれもあるので作業が始められない理由でもある。

最近、年齢のせいか集中力が持続できず次第にアンプ造りが以前のように行かなくなってきた。ノウハウは持てるようになってきたが、それを生かして造ることが次第に難しくなってきた。
 歳だなあ。


 
 <試聴会準備>
 2015年11月1日 

僕の知り合いの方とその友人で真空管アンプを作る趣味の方が今度僕のアンプの音を聴きに来られることとなった。それも2組の方がた。一組は友人からの依頼であり、別の一組は僕からお誘いした。ところがこの準備でちょっと作業が大変なことになった。

 最初音を聴きたいと依頼があった時、我が家ではまともに音を聴く準備が整っていなかった。まずはいつも使っているパワーアンプが壊れていた。出力管が故障していたのだ。これは取り換えれば直ると分かっていたが、電源の修理も必要だったのでなかなか作業が出来ない状態でいた。大急ぎでまずはパワーアンプを直した。次に新しく設計したバランス型CSPP出力のラインアンプも音の調整をしてみることにした。このアンプはまだ音質の細かい評価をしていなかった。何故音の確認を十分していなかったと言えば、恥ずかしい話だがラインアンプはバランスアンプになっているにも関わらず、CD出力はアンバランスだし、パワーアンプもまだアンバランスアンプだから、バランス型のラインアンプの評価が出来る状態ではなかった。だからバランス型パワーアンプが出来た時に一緒に音質評価すれば良いと考えていたのだ。ところがこのラインアンプ、音の素性が良さそうなので、今回の試聴でこのアンプを使ってみようと思った。ただし入出力ともアンバランスで。
 これが意外と厄介だった。アンバランス入力に対してはオペアンプMuses8920でアンバランスーバランス変換回路をすでに用意してあり、ラインアンプ出力はホット側だけを出力するだけの方式を取った。聴いた印象ではSN感、歪感、スピード、定位、余韻などはこれまでのアンプの中では一番良い、最後まで残った部分は低域と高域のバランスが悪いことだった。数キロヘルツあたりの周波数に少し誇張があり好みの音ではなかった。この原因を突き止めなければならない。
 最初に疑ったのはオペアンプだった。自分より人を先に疑う悪い癖だ。オペアンプを変えると音が変わってくる。Muses8820に変更して良くなった。ノイズレベルが良くなっているので良くなった。しかし聴いているとまだ納得しない。そこでオペアンプを取ってしまうことにした。このオペアンプない方が音がすっきりする。真空管バランスアンプはアンバランス入力でも動作はする。ただし性能が十分発揮されない。今回も歪が10倍悪くなる。と言っても、1KHz0.003%が0.03%への変化だから普通の真空管アンプに比べまだ十分過ぎる値だ。これで大丈夫かと思って長く聴いていたらまだ納得しない。次はバランスアンプそのものに原因を突き止めなければならない。こういうある帯域での誇張が起こる原因は動特性の悪さが原因のことが多い。
 具体的な例として過渡特性が悪いとか、配線の影響で電流迷路が出来ていて自家中毒をおこしている場合だ。安定性は測定中にチェックするが、少し補償が甘いと過渡特性が悪くなり音質に影響を与える時がある。今回は帯域が十分に伸びているので少し抑えた。それでも直らず、最後はグランド配線を変更した。バランス増幅器でのグランドの処理をどうするかは十分に確認していなかった。アンバランスアンプではグランドの処理法は大体確定していて一定して音質が得られているのだが、今回はバランスアンプをアンバランスで使うという本来の使い方ではない時の検討することになった。この変更が大きな決定打となりやっと自分が納得する音質が得られてきた。
 こんなことをしながらお客様の来訪を待っている。これまで僕の費やしたエネルギーは大変なものだ。
 これでお客様の評価が低かったらどうしよう。いつも心配ばかりしている。


 
 <人の行動>
 2015年10月21日 

その1
 先日ネットでニュースを読んでいたら面白い記事があった。働きアリの観察の結果についてであった。昔から集団での働きでは2割が良く働いて残り8割がそれ程働かないと言われているが、実はそうでもないとの記事だった。アリの75分位は半分も働かない、2割はまったく働かない、3%弱位が一生懸命働いていたという観察結果だったといことだ。100匹の働きアリのうちわずか3匹しか懸命に働かないということだ。残りのアリは様子を見て適当に動いているのだろう。
 また時を同じくして安倍首相が「一億総活躍社会」などという運動を始めた。今だって皆さん一人ひとり頑張って生きているのに何のことだかよく分からない。人間も働きアリと同じとは言わないまでも、人間も良く働く人とそうでない人がいて当たり前と思うのだが、安倍さんはどこまで総活躍社会を考えているのだろうか。総活躍などありえないのでは。

その2
 女房に誘われて能の「西行桜」を観に行った。あらすじは次のようなことだ。「西行の庵には桜の銘木がある。それを静かに鑑賞したいと思っているのだが、花見客がきて邪魔されてしまう。これを桜のせいにしようとするが、桜の精が出てきてそれは人間の心のせいだと諭す」という話。鑑賞後女房が言うには西行の心境は田中陽希君と同じだと。陽希君とはNHKグレートトラバースで200名山に挑戦している登山家のこと。彼は今年の登山はつまらないと言っている。山頂に着くと人が待っていて握手やら写真やらせがまれて一人登山の彼なりの楽しみが得られていないらしい。まったく女房もすごいことを言う。
 西行は平安末期に生きた歌人だから、それを考えると今も平安時代も人の行動というのは変わっていない。もっと前も変わらなかっただろうし、これからも変わらないだろう。
 さて陽希君も人の心(行動)はずっと変わらないから、これは天気と同じように自然現象と考えてどこかで心の整理が必要ではないか。山頂に着いたら雨が降ってきて、山頂からの景色が悪かったと自然現象のせいと考えるのはどうだろうか。

以上は僕の意見というものでなく、ただこんなことを考えて楽しんでいるだけです。


 
 <KT88シングルアンプ>
 2015年10月11日 
 

今回はこれまでこのコラムで話が出てきたKT88シングルアンプを紹介する。
 写真をお見せするのが一番分かり易い。12AT7KT88シングルの構成。お客様からのご要望ではマルチシステムの中高域用アンプとして使われ、出力も7W程度で大きさも幅230mm奥行350mm程度でそれ程大きくない。
 高域用アンプとして使われるとのことで、最初その要求に応えるため次のように考えてみた。


1、当然高域の周波数特性はなるべく伸びていること
2、高域でもなるべくDFが大きいこと
3、ノイズが少ないこと(聴感上も)
4、電源は強力電源にすること

高域特性を延ばすために出力トランスの1次側のインピーダンスを3.5KΩにした。これより低いインピーダンスが使用出力トランスになかったからこれに決まった。DFUL接続とNFBにより下げるしか手がないが、それでも多量のNFBはむしろ高域の安定性を悪くする方向だから、周波数特性とDFとのバランスが必要となってくる。ここらへんが腕の見せどころとなる。周波数特性を素直に伸ばしながらDFも高く取るというトランスを使ったNFB回路の難しさをどう克服するかだ。ノイズは初段の設計と電源の設計が重要になる。ノイズというのは熱雑音ばかりでない。アンプという機械の場合、熱雑音で示される静的ノイズだけでなく、音楽を聴いていてうるさく感じられたりするノイズがある。これらはアンプが不安定な場合もあるが、電源が原因で音にまつわり付くようなノイズもある。一般的に電源が強力になると聴いた音は静かになり安定する。今回は初めてMOS-FETのリップルフィルタを採用した。

 こんな設計方針でアンプを設計した。すべてが最初から思惑通りに動作したわけではないけれども最終特性をみればほぼ満足いく特性が得られた。
 周波数特性   80KHz(-3dB
 DF       23(1KHz)、12(⒛KHz)
 ノイズ     入力換算 -115dB

お客さまからは「期待していた球のイメージに合っている」とのご意見をいただきました。

喜んでいただけるのが何よりうれしいものです。


 
 <mac奮闘記>
 2015年10月1日 

今年の夏は仕事で使う機材の故障が続いた。先ずはプリンターの故障。黒のインクが目詰まりした。染料インクが目詰まりしたのでしばらく顔料インクで使用。その後修理に出し、結局モデル交換ということになり、それも保証延長と修理ポイントを使い無料で新しいプリンターが入手出来めでたしめでたし。次はテスターが故障した。アンプ製作中にどうも電圧がおかしいと気付いた。自分の回路を疑ったが結局テスターの電圧計が故障していた。これはすぐに新しいテスターを購入。テスターがなければアンプ設計はできません。
 次におかしくなったのはmac。症状はクリックしても反応が超遅い。5分位してから反応する始末。待っている間いろいろなボタンをクリックするからさらに動きがおかしくなる。強制終了もその内できなくなり、フリーズ。最後は強制シャットダウン。これがしばらく続き、お客様のアンプが出来たのでついに直すことを決心した。これが大変だった。
 別のPCmacの症状を調べてみるといろいろ載っている。これをいろいろ試してみた。
 最初は故障する前の状態にもどしてみた。バックアップでTimemachineを使っているから指定した日時の状態に戻せる。時間をかけ故障が出る前の状態に戻す。しばらく良くなったと思われたが、その内同じ症状が現れダメ。その後いろいろ対策とトライした。ディスクの修復、アクセス権の修復、キャッシュのリセット、初期設定ファイルのリセット等々分かる範囲での修理を試みた。これがすべてダメだった。それならOSを入れ替えようと、それまでMavericksを使っていたのでYosemiteにアップグレード。これで直るだろうと希望の立ち上げ。ところが神は味方せず、またもや重いmacのままだった。クリーンインストールといのもあるらしいのだが、すべて再設定し直すのが面倒でその勇気が出ない。その内macをセーフモードで立ち上げると調子が良いのが分かってきた。このモードでは後から入れた機能拡張プログラムが作動しないようになっており、実際セキュリティソフトが作動していない。この時調子が良いのだ。きっとセキュリティソフトが悪いんだと思い、ソフトを再インストールした。またしばらく良かったがまた同じ症状が現れまたもダメ。もうこちらはどっと疲れが出てきた。その内電源立ち上げ時にセキュリティソフトが検出できなくなってしまった。もうダメと諦めかけmacのログイン時に起動するプログアムをチェックした。そこにはTmLoginMgrというプログラムが書かれている。Tmて何?
 調べたらTrend Microのファイル。消したはずなのに何故?

 4月に光回線をBフレッツからニューロ光に変えた。その際セキュリティソフトもウイルスバスターからカスベルスキーに変更。ウイルスバスターをアンインストールしたが、たぶんエイリアスがまだログインのファイルに残ってしまっていた。実際プログラムの実体はなかった。このエイリアスが電源立ち上げ時に悪さをしていたのだ。ここまでたどり着くまで何時間かかったことか。

 今は新しいYsemiteでまたmacを楽しんでいる。女房のiphone6plusはicloud Driveでデータの共有ができるようになったし、たくさんの写真・動画もiphotoに移し替え更に楽しんでいる。僕はスマホを持っておらずアンプ同様アナログ人間のままだ。


 
 
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