我が家では犬のフンでちょっと悩んでいる。近くに公園があるため多くの愛犬家が犬の散歩コースとして我が家の前の道を通ってくる。そのうちの誰かが我が家の前に犬のフンをさせてそのまま放置している。僕は犬は好きだがよその犬のフンまでは好きになれない。フンやおしっこの被害はここ数年続きなかなか良い対策ができないでいた。フンは片づけ、おしっこにはにおい消しの処理を施しても、数日後にはまたされてしまう。横浜市が作っている犬のフンの注意書き看板もまったく効果が得られず困っていた。
犬のフンなどはしても構わないが後始末だけはしてほしいと思っていて、これは飼い主の問題と思っている。調べてみたら横浜市には条例で犬のフンなどは飼い主の責任と明確に書かれているが、どれだけ拘束力があるかわからず、飼い主に注意したとしても逆ギレされるだけかもしれない。
ひと月ほどまえネットで犬のフン害を調べていたら、京都・宇治市で面白いフン害対策をしているという記事を見た。公園での犬のフンに悩んでいた宇治市は「イエローチョーク作戦」という対策をとったところ、大きな効果が得られたそうでよその市からも視察があるくらいらしい。どういう対策かというと、放置されたフンにイエローチョークで丸を囲み、発見時刻を記入するだけ。そしてフンはある時間そのままに放置し、飼い主に警告を与えるというもの。これを市職員が見回ってこの作業を繰り返したところ、犬のフン害が大幅に防止されたというもの。
僕はこれは良いアイデアと思い、さっそく百円ショップでチョークを買い、犬のフンがされた時にこのチョーク作戦を実行してみた。フンもすぐには片づけず、3,4日はそのままに放置しておいた。(最終的には我が家で処理する。)これは飼い主本人だけでなく、他の人も目につくので、より他人の目が気になる効果があるようだ。それでも一度は効果なくフンをされてしまった。そして今は犬には申し訳ないが、犬の嫌いな匂いの薬剤を散布して2重の防御をしている。そしてその後3週間くらいははまだフン害にあっていない。
まったく飼い主のマナーの問題なのだが、だからなおさら複雑で効果的な対策がとりにくい。最終的には個人のわがままに帰結してしまうに違いない。だから厄介な問題だ。
今はかろうじてチョーク作戦と薬剤で我が家の前では被害にあっていないが、残念なことにお隣とその次のお隣では被害が続いている。こちらとしても我が家の前だけはきれいになったが、地域での解決には至っていない。
何か良い方法はないものでしょうか。
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